秋の花粉症に悩む
目覚めと同時に鼻がむずむず、耐え切れず「くしゅん」。おまけにだるいし、ひどい涙目。ああ、風邪引いたかも。待ってください、その症状、ひょっとすると風邪ではなくて「秋花粉症」かもしれません。
花粉症と言えば、スギ花粉、ヒノキ花粉を思い浮かべがちですが、秋に開花する植物による花粉症も近年増えつつあるようです。その原因となる植物の多くが、キク科のセイタカアワダチソウ、ブタクサ、ヨモギ、クワ科のカナムグラ、イラクサ科のイラクサといった各地に群生する雑草。春花粉症の原因となるスギなどに比べ、背が低いものが多いため、花粉の飛散数もそれほど多くなく、また期間も短いため症状が軽くて済むことが多いようです。
しかし、秋でもスギ花粉に気をつける必要があるとの見方も。西日本新聞の記事によると、夏の日照時間が長く、高温、乾燥という条件を満たしていれば11月下旬からスギ花粉が舞い始めることもあるのだとか。春花粉症の人も、年が明けるまでは大丈夫とも言えないのです。なお、10月15日、日本気象協会から来春のスギ花粉飛散予測が発表されましたが、2009年は例年より多いとのこと。早目の対策を心がけるとよいかもしれません。
情報も少なく、知らないうちに症状が進むこともある秋花粉症。くしゃみや鼻水がおさまらないようであれば、風邪と決め付けずに一度耳鼻科で診断を受けることをおすすめします。
花粉症と仲良く向き合おうっと言うことで・・・。
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