あの!話題のCM曲を手がけるイケメン若手音楽家
名前は聞いたことがなくとも、彼のサウンドは必ずどこかで耳にしているはず。コカ・コーラ「Baby Coke」や、アサヒ飲料「Spo-Vege(スポベジ)」、森永「ウイダーinゼリー」、サントリー「フラバン茶」などなど。これらのCM用音楽は若手のフリー作曲家、井筒昭雄氏が手がけているもの。
井筒氏の活躍の場はCMにとどまらず、『ブラッディ・マンデイ』『ラスト・フレンズ』など数々の人気ドラマを始め、今や映画界にも進出しつつある様子。各ドラマのサントラCDは、主題歌が収録されていないにも関わらず、その内容のクオリティの高さから大きく売り上げを伸ばしています。また、音楽を手掛けた映画『鈍獣』(脚本:宮藤官九郎 監督:細野ひで晃)も、5月半ばに公開予定。
時代の先端を行くクリエイターの井筒氏は、1977年生まれの超若手。しかしそのサウンドには60年代ポップスやエレクトロ、ヒップホップなど、幅広い音楽のエッセンスがふんだんに詰め込まれ、オルタナティヴなニュアンスに満ちています。
実は井筒氏、90年代終盤から現在まで、多くのリリースを重ねているミュージシャンでもあり、あらゆる楽器の演奏から歌まで全てを一人でこなすそのマルチな才能は“和製BECK”の異名をとったこともあるほど、関係者からは以前から注目されていた人物。前述のCMソングやサントラでも、多数の曲でコーラスや演奏を自ら担当しています。また、昨年には、中路あけ美との新しい歌ものユニット「LEMO」を結成。現在都内各所でライヴ活動を行う側ら、ミニアルバムのレコーディング中なのだとか。
マスメディアからクラブシーンまでをボーダレスに行き来するアーティスト、そんな井筒氏が生み出す音楽は、常に単なるBGMに止まらない遊び心と魅力に満ちています。ジャンルが細分化して融合し合い、多様化する現在の音楽シーンにおいて、一際耳に止まる存在である彼の音楽は、まさに時代にフィットするサウンドといえるでしょう。
ふとした拍子に口ずさんでしまうCM曲。たった数十秒の音楽なのに、耳について離れないときはネットで作曲家を調べて見ては? 思わぬ才能に出会うことができるかもしれません。
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