アウトレットブームにのりましょう
博報堂生活総合研究所の発表によれば、先月の消費意欲指数は 51.6と、1月としては過去最低の値を示したとのこと。消費者の目が厳しくなる一方で注目を集めているのが、近年急成長中のアウトレット市場。全国各地に拡大しつつあるアウトレットモールには、飲食・アミューズメントスペースを充実させるなど、観光地やテーマパークとしての付加価値を付けた施設も増加傾向にありますが、アウトレット商品を扱うのは今やこうした施設だけに限らない様子。最近では、旅行や家電のアウトレット店も増えつつあるのだとか。
ルックJTB「旅のアウトレット」は、出発間際のツアーを通常価格より安く提供するというもので、スケジュール調整が難しい社会人には不向きかもしれませんが、年度末の有給消化で急な休みを取らなくてはいけない場合などにはもってこい。燃油サーチャージの引き上げ以降旅行から遠ざかっていたというアナタ、チェックしてみてはいかが。なお2月10日付けの産経新聞によれば、4月以降は航空会社各社が燃油サーチャージを大幅に下げるとの見込みも。今後よりお得なツアーが登場するかもしれませんね。
主婦層を中心に話題なのが、作りたてのデザートを安価で販売する工場直営の「スイーツアウトレット」や、規格外の野菜をインターネット通販などで販売する「野菜のアウトレット」。味は通常の製品と変わらないものの、規格外ということで格安価格で販売されており、人気のあまり売り切れ続出なのだとか。
また、上新電機やヤマダ電機などの大手家電量販店チェーンもこぞってアウトレット事業を展開。型落ちモデルや店頭での展示品を中心に扱う「家電アウトレット」の専門店が各地にオープン。さらに、ネット販売などで直接アウトレット品を販売するパソコンメーカーも。
こうした不況のご時世だからこそ、モノを買うということに慎重になりつつある消費者の心を揺さぶるアウトレット。「限定価格」の文字が、一層消費意欲を煽るのかもしれませんね。
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