晩嬢さんいらっしゃ~い
欲しいものを買って、食べたいものを食べて、奔放に恋をして愛のある人生を謳歌する。仕事を持ちながら独身、あるいは既婚でも子どもがいない30代から40代の女性たちを「晩嬢(バンジョー)」と名付け、アンケートなどの調査結果から分析した書籍、山本貴代著「晩嬢という生き方」が話題です。
「晩嬢」とは、一言で言えば可処分所得の多い晩婚・晩産の30代以上の女性のこと。同書の著者が研究員を務める博報堂生活総合研究所が行った調査をもとに分析し、導き出された彼女たちのキーワードは「きっと」「もっと」「ずっと」。のぞみを捨てず、諦めないその姿勢からは「負け犬」と揶揄された悲壮感はなく、むしろポジティヴな活気に溢れています。
さらに晩嬢の法則としてまとめられているのが「晩嬢とは旅と愛と仕事でできている」「『自分みがき』の次は『絆づくり』」「判断基準はハイテクよりそこに愛があるかどうか」ということ。いつまでも美しくありたい、仕事も自分磨きも手を抜かない、人とのつながりを大切にしたいといった願望があり、消費に理由付けをするのが特徴とされています。そんな彼女たちの消費動向を理解することが日本の市場活性化につながるとの見解も。
その豊かな経済力と経験値で、消費することに積極的な「晩嬢」たち。熱しやすく覚めやすかったり、凝り性で飽き性だったりと振り回されることも多々ありそうですが、かつて「女子大生ブーム」「コギャルブーム」の最前線にいた「晩嬢」が今の冷え込んだ経済の活性剤となる可能性も大いにあると言えそうですね。
レッツゴー!!(苦笑)
テーマ:こんなのどうでしょうか? - ジャンル:趣味・実用
|